クレジットカード現金化は違法なのか?
クレジットカード現金化を、インターネットで検索すると、おびただしい数のサイトが出てきます。
そのサイトをいくつか見ると、『クレジットカード現金化は、違法だから利用してはいけない。』というような記事が、たくさんあります。
実際に、消費者庁も、クレジットカード現金化を利用しないように、平成22年あたりからポスターやチラシで呼び掛けています。
政府広報でも、クレジットカード現金化の利用をやめるように、注意喚起しています。
日本クレジット協会もホームページで、クレジットカードショッピング枠現金化の利用をやめるよう注意喚起を行っています。
では、実際にクレジットカード現金化は、違法なのでしょうか?
目次
違法とは言い切れないクレジットカード現金化
クレジットカード現金化は、クレジットカード会社の規約には違反しています。
クレジットカード会社のクレジットカード会員規約は、換金目的でクレジットカードを使用することを、禁止しています。
クレジットカード現金化は、この部分に抵触します。
消費者庁などは、悪質なクレジットカード現金化業者による詐欺的な行為が報告されている為、利用の中止を呼び掛けています。
ただ、クレジットカード現金化を利用すること自体が、法律に触れる違法だと言っているわけではありません。
クレジットカード会社からすると、悪質なクレジットカード現金化業者を利用することで、借金が大幅に増えてしまい、支払いが延滞するなどの被害があるのです。
しかし、クレジットカードで購入した商品を、不要になったから他の人に売るという行為は、違法でも何でもありません。
また、クレジットカードで購入した商品を、質屋さんにもっていってお金を借りたという行為も違法ではありません。
このようなことから、クレジットカード現金化は、規約には違反しているけど、違法とまでは言い切れない微妙なサービスです。
利用すると逮捕される?
クレジットカード現金化を利用すると、逮捕されるかもしれないという記事をたまに見かけます。
このような記事を見ると、クレジットカード現金化に対する恐怖心が、湧いてくると思います。
実際に、クレジットカード現金化の悪質業者が、逮捕されるという事件が、何件か発生しています。
逮捕された事例は、1個30円から120円のプラスチックのネックレスを、クレジットカードで数万円から百数十万円の金額で販売し、キャッシュバックとして現金化を行っていました。
これは、事実上の融資であり、しかも高金利の貸付と認定されました。
その上、利用者に購入する商品の選定もさせず、ネックレスも郵送していなかったことから、逮捕されたものです。
容疑は、出資法違反です。
出資法の正式名称は、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」で、貸金やその金利などについて定められています。
一方、クレジットカード現金化の利用者が、逮捕されたという事件はこれまでにありません。
しかし、クレジットカード現金化を利用したことが表に出ると、クレジットカードの会員規約に違反しているということから、クレジットカードを強制解約される可能性はあります。
クレジットカード現金化を利用すると逮捕されるという心配は、今のところないと言えそうですが、クレジットカード現金化業者選びは、慎重にしていただきたいと思います。
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